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10年余に渡る日頃からの格別のお引き立てに、心から厚く御礼申し上げます。

手ぬぐい生地のサイズ・種類(総理・文・岡・特岡)の違いと選び方

手ぬぐい生地のサイズ・種類(総理・文・岡・特岡)の違いと選び方

手ぬぐいといっても、染め方(注染・プリント)や、生地の種類(総理・文・岡・特岡)により様々な違いがあります。
こちらでは手ぬぐい生地による、それぞれの主立った違いと特徴についてご紹介します。

手ぬぐい生地のサイズの違い

手ぬぐいには決まったサイズはなく、一般的なもので長さが90〜98cm・幅が34〜36cmとなり。
日本舞踊に使われる、100cmを超えた長尺手ぬぐいもありますが、おおよそ先のサイズが一般的な手ぬぐいのサイズになります。

手ぬぐいの長さについて

手ぬぐいは一反(約12m)の生地を染め、そこから何個分の手ぬぐいを裁断するかで長さが変わるので、幅よりも長さにバリエーションが多くあります。

よく手ぬぐいを一反で購入したいとのお声を頂きますが。
注染では一反の生地を折り返し、手ぬぐいサイズの型に合わせて、染料を流し込み染めるので、折り返し部分がどうしても染まらず。

プリント手ぬぐいでは一反で販売できるものもありますが、注染手ぬぐいでは上記の理由から一反での販売が難しくなります。

手ぬぐいの幅について

手ぬぐいを染める生地の種類により、生地幅に34〜36cmと種類があるため、手ぬぐいの種類毎に幅にバリエーションがあります。

手ぬぐい生地のそれぞれの特徴

手ぬぐいの生地にも沢山の種類がありますが、大きく分けて総理・文と岡・特岡の2種類に分類されます。

総理・文生地の特徴

生地幅は34〜35cmで、20番手という太目の糸で編まれた生地のため、目が粗く触感は固めですが、通気性と吸水性が高く、剣道の面手ぬぐいなどの汗をかくスポーツや踊り、台所での布巾や掃除などの用途にピッタリです。

岡・特岡生地の特徴

生地幅は35〜36cmで、30番手という細めの糸で編まれた生地のため、目が細かく触感はしっとりとして柔らかく、目の細かさのため染料のノリも美しく、デザインにこだわった注染手ぬぐいでよく利用されます。

用途に応じた手ぬぐい生地の選び方

一概にどちらの生地が何に向いてるかは、お客様のお好みにもよりますが、
用途やデザイン、ご予算に応じて、生地・染め方選びのご相談も承りますので、お気軽にご相談ください。

総理・文生地の用途

岡・特岡と比較して生地価格が若干安価で、数多く必要な販促品・ノベルティ・年賀などの手ぬぐいでのご利用がオススメです。
ノベルティでの利用が多いことから、色数の少ないプリント手ぬぐいで多く利用されます。

岡・特岡生地の用途

その生地の風合いの良さと、染料のノリの良さもあって、デザイン性の高い注染手ぬぐいで利用されることが多いです。
実際に手に取った時の印象も良く、ギフトやプレゼント、結婚式の引き出物などでオリジナル手ぬぐいご利用の際は、岡・特岡生地での製作がオススメです。

手ぬぐい生地 比較表

生地 総理・文 特岡/th>
特徴 通気性が良い 一般的 高級感がある
用途
  • 手ぬぐい
  • 手ぬぐい
  • 手ぬぐい
  • 浴衣(ゆかた)
  • 甚平(じんべい)
  • シャツ
手触り 粗い 滑らか
厚さ 厚い 薄い
生地幅 34cm 35cm 36cm
生地長さ(一反) 10m 12.2m
耐久性
細かい柄の表現 不可
染め 擦れ・滲みが出やすい 擦れ・滲みが出にくい
発色
耳汚れ 汚れやすい 汚れにくい
縁にかかる色ベタ 不可
糸の太さ 20番手(太い) 30番手(細い)
横糸(3cm四方) 65本 84本 92本
縦糸 650本 890本 930本